広告 副業・フリーランス

1日3万円稼いだ3日後にアドセンスを剥奪された話【無効なトラフィック】

Googleアドセンスで、1日に3万円の収益が出た日がありました。

その3日後、アカウントは無効化されました。

これは知人のブロガーが2022年に実際に経験したことです。異議申し立ては却下され、未払いだった収益も支払われず、アカウントが戻ることもありませんでした。

本人の了解を得て、何が起きたのかを記録します。同じ失い方をする人が、一人でも減ればと思います。

1日3万円が出た日

普段の収益は、1日数百円から数千円という規模でした。それが突然、1日で3万円に跳ね上がりました。

高単価の広告がついたのだろう、記事のどれかが伸びたのだろう——そう思って、素直に喜んだそうです。

ただ、このとき「どの記事が伸びたのか」「どこから流入したのか」を確認していませんでした。当時はそういう見方ができなかった、と本人は振り返っています。

後から考えれば、ここが最初の分岐点でした。

3日後、アカウントが無効化された

通知された理由は「無効なトラフィック」でした。

アドセンスの不正検知は自動化されています。普段と桁の違う収益が突然発生すれば、システムは異常として扱います。

経過 起きたこと
初日 1日3万円の収益(普段の10倍以上)
1〜2日目 (システムによる分析期間と推測)
3日目 アカウント無効化

喜んでから、失うまで3日でした。

原因の一つは「家族のクリック」でした

ここが、この記事で最もお伝えしたい部分です。

本人が後から思い当たった原因の一つが、家族による自己クリックでした。悪意はまったくありません。ブログを始めたことを知った家族が、見に来て、応援のつもりで広告をクリックしていたのです。

「応援のクリック」は、規約違反になります

アドセンスでは、サイト運営者本人だけでなく、家族や知人によるクリックも無効なトラフィックとして扱われます。

広告主は「興味を持った人がクリックした」という前提で費用を払っています。応援目的のクリックは、その前提を崩すためです。

ここが厄介なのは、家族には悪気がまったくないことです。むしろ善意です。

ブログ頑張ってるんだね。広告、押しておいたよ。

この一言が、アカウントを失わせることがあります。

異議申し立ては却下されました

無効化の通知後、「無効なトラフィックについての申し立て」フォームから異議申し立てを行いました。日付は2022年10月20日です。

結果は却下でした。

そして、収益は支払われませんでした

無効化の時点で残っていた未払い収益は、支払われることなく終わりました。

アカウントが復活することもありませんでした。

この経験から分かること

① 収益の急増は「危険信号」でもある

普段と桁の違う収益が出たら、喜ぶ前に確認すべきことがあります。

  • どの記事にアクセスが集まっているか
  • どこから流入しているか(検索・SNS・不明な参照元)
  • クリック率が異常に高くなっていないか

アクセス解析を見れば分かることです。「なぜ増えたのか説明できない収益」は、リスクだと考えたほうが安全です。

② 家族に、最初に伝えるべきこと

ブログを家族に教えるなら、同時にこれを伝えてください。

読んでくれるのは嬉しい。でも広告だけは絶対に押さないで。アカウントが止まってしまうから。

「クリックしてはいけない」だけでは伝わりません。「押すと私が困る」まで具体的に言う必要があります。応援したい気持ちがあるからこそ、押してしまうのです。

③ 心当たりがあるなら、自分から報告できる

あまり知られていませんが、アドセンスにはサイト運営者側から不審なクリックを報告する窓口が用意されています。

不自然なアクセスやクリックに気づいた場合、Googleから指摘される前に自分から連絡するという選択肢があります。詳細はアドセンスのヘルプセンターで確認できます。

気づいた時点で動けるかどうかで、結果が変わる可能性があります。

④ 復活を前提にしない

厳しい話ですが、事実として書きます。

異議申し立てをすれば戻る、という保証はありません。今回のケースでは却下され、収益も支払われませんでした。

「もし止められても申し立てればいい」という考えは、持たないほうが安全です。

失って初めて分かること

アドセンスは、Googleが提供するサービスです。利用させてもらっている立場であり、判断の基準も、無効化の可否も、こちら側では決められません。

収益が積み上がっていくと、それが自分の資産のように感じられてきます。しかし実際には、他人のプラットフォームの上に建てた家です。

ある日突然、土地ごと使えなくなることがあります。

まとめ

  • 1日3万円の収益が出た3日後にアカウントが無効化された
  • 理由は「無効なトラフィック」
  • 原因の一つは家族による善意の自己クリック
  • 異議申し立ては却下。未払い収益も支払われず
  • 収益の急増は喜ぶ前に流入元を確認する
  • 家族には「広告は押さないで」と明確に伝える

アドセンスは、正しく運用すれば長く付き合える収益源です。ただし、家族の善意ひとつで止まることがある——このことだけは、始める前に知っておいてください。

※アドセンスのポリシーや対応は変更されることがあります。個別の状況については、Googleアドセンスのヘルプセンターおよび公式のポリシーをご確認ください。

最新記事

おすすめ記事一覧

1

Manus(マナス)の読み方と招待コードの要否を2026年最新版で解説。結論、招待コードの入力は不要です。招待リンク経由で無料クレジットを受け取る方法、料金プラン、実際にできることを使用例つきでまとめました。

Manusを使う50代女性フリーランス 2

50代フリーランスAIディレクターのろんが、話題のAIエージェント「Manus」を3ヶ月使い続けた正直な感想をレビュー。料金プラン・ChatGPTとの違い・実際の業務活用法まで徹底解説。

3

在宅でスキルアップできるオンライン学習・資格取得サービスを厳選5選で比較。クリエイターズジャパン・オンスク.JP・formieなど、副業収入につなげやすいサービスの特徴と選び方を解説します。

4

ITエンジニア向けの転職・フリーランスエージェントを、転職10回の経験者がおすすめ3選で本音比較。Midworks・@PRO人・クラウドワークステックの特徴と、自分に合う選び方を解説します。

-副業・フリーランス